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トウレット症候群について!

トウレット症候群ってご存知でしょうか?

聞いたことがないという方もいるかもしれませんね。

トウレット症候群とは、どんな障害でどんな症状なのかご説明します。

トウレット症候群とは?

「トウレット症候群」なんて聞くと、あまり耳慣れない障害のようですが、
「チック障害の中でも最も重症とされる障害です」と説明すると、
イメージが湧くかもしれません。

それでは、トウレット症候群とは、具体的にどんな障害なのか?

先ず、トウレット症候群を説明する前に、チック障害を理解する必要があります。

チック障害と言うのは、自分の意志とは関係無しに、顔をしかめたり、
首を振ったり、キックやジャンプの動作を繰り返したりする「運動チック」、
甲高い声を出したり、意味不明な言葉を繰り返したり、喉や鼻を鳴らしたりする
「音声チック」に大きく分けられる神経障害のことになります。

トウレット症候群の診断基準では、この運動チックと1つ以上の音声チックが
長期に渡り続く障害だとされているんですね。

トウレット症候群は、平均では7歳前後、ほとんどの例で14歳までに
発症すると言われていて、その初期症状は、瞬きなどの単純な運動チックから
始まり、次に、咳払いのような音声チックへと症状が進んでいく場合が
多いとされています。

女性に比べて、男性の発症率が3〜4倍多く見られ、症状が強くなったり
弱くなったりしながら、1年以上このチック症状は続くようです。

以前は、親の影響や家庭環境などがチックの原因とされていたのですが、
現在では否定されています。

ですが、精神的なストレスにより症状が悪化する事は確認されているので、
環境がなんらかの影響を与えている事は確かだと言えるようです。

 



「トウレット症候群」いかがでしたか!

トウレット症候群を発症するのが平均で7歳前後、また14歳ぐらいまでに
発症するようですので、その間に環境などの変化やストレスを与えていないか?
など注意することが大切ではないでしょうか。


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