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発達障害の治療方法について

もし、自分の子供が発達障害なら何かしら対処をしなければいけません。

発達障害の治療では、いくつか方法があるようですが、どのようなことを
行うのでしょうか?

このページで解説していますので、参考にしてみてください。


発達障害の治療方法は・・・

発達障害の治療方法には、心理療法、行動療法、薬物療法などがあります。

どの治療方法を行うにしても、なるべく早期に治療を開始した方が、
より効果を得られるでしょう。

では、それぞれの治療方法についてご説明します。


・心理療法

発達障害の心理療法は、医師や臨床心理士、カウンセラーなどによる
カウンセリングが行われます。

具体的に言うと・・・

・対人関係療法
・認知療法
・力動的心理療法
・精神分析


といった手法を用いることが多いようです。


・行動療法

発達障害の行動療法には・・・

・言語・コミュニケーション訓練
・ソーシャル・スキル・トレーニング


などの方法があります。

その子のペースに合わせ、コミュニケーションスキルを向上させて、
周囲の人間との関係を築けるようにサポートします。


・薬物療法

発達障害の薬物療法は、患者の症状に合わせて、問題となる症状を
抑える薬を処方します。

例えば、てんかんの発作が起こってしまうようでしたら・・・

・デパケン
・エクセグラン


といった抗てんかん薬を服用します。

他にも、ドーパミン拮抗薬や中枢興奮薬、セロトニン系薬剤などが
処方されることがあるようです。

薬を服用して症状を抑えることで、社会適応しやすくなりますが、
その効果の分、副作用が起きてしまう場合もあると言われています。

服用の際には、医師とよく相談して、その指導に従うようにします。

ちなみに、近年では親も子供と一緒に治療を受けられる
ペアレントトレーニングなどの家族支援も行われるように
なってきているようです。

もし、発達障害の治療方法や教育で悩んでいるなら、厚生労働省の
発達障害情報センターなどに相談するといいかもしれませんね。

 


発達障害の治療方法いかがでしたでしょうか。

どのような治療方法を行うのかは、よく医師と相談するようにしましょう。

特に大事なのは、親の勝手な判断で治療を途中で止めないことです。


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