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幼児の発達障害の注意点について

人によっても発達障害の違いはありますが、幼児の場合では、
どのようなことを注意すべきなのでしょうか?

このページで詳しく説明していますので、是非、参考にしてください。


幼児の発達障害の注意点では・・・

幼児の発達障害の注意点では、先ず、その子の症状をよく理解することですね。

一言で発達障害と言っても、その症状の現れ方には個人差があり当然ですが、
違います。

ですので、一般的な発達障害の症状について知った上で、その子に現れて
いるのがどんな症状なのかをしっかり観察するようにしてください。

もちろん、現れる症状によっても、対処法も違うんですね。

適切な対処をすることで、その症状を改善していくことも出来るでしょう。

例えば、発達障害の一種であるアスペルガー障害の場合は、
言葉や知能的な遅れがほとんどないと言われています。

しかし、ルールが守れなかったり、人の気持ちを思いやったりすることが
出来ないので、周囲の子と上手くやっていけないことが多いようです。

それでも、周囲には、少し変わった子、自分勝手な子だと思われてしまうだけの
こともよくあるでしょう。

親や本人でさえ、思春期、あるいは、成人するまで、アスペルガー障害だと言う
ことに気づかないケースも決して珍しくないんですね。

もちろん、本人はわけもわからず、仲間はずれにされたり、いじめられるように
なるのですから、精神的なトラウマになってしまう場合もあるでしょう。

幼児期からアスペルガー障害に気がついているのなら、どうしたら友達と
上手く付き合っていけるのか、コミュニケーションの方法を教えてあげることが
重要なんですね。

ただ叱ったり、注意したりするのではなく、なるべく、その子にとって
分かりやすいように根気よく説明する必要があるでしょう。


注意欠陥多動性障害(ADHD)の場合には、とにかくじっとしていることが
難しいので、なるべく目を放さないようにすることが大事ですね。

この発達障害は、突然、道路に飛び出してしまったり、周囲の子に乱暴を
したりする可能性が高いとされています。

そして、集中力が続かないので、長々と叱り続けても理解出来ないんですね。

ですので、具体的にわかりやすく端的に伝える必要があるでしょう。

この発達障害の場合にも、根気よくコミュニケーションのとり方などを
教えていくことで、社会に適応していけるようになることが多いと言われて
います。


幼児の発達障害は、ただやみくもに叱ったり、ヒステリックに怒鳴ったり
しないで、その子に合わせた子育てをしてあげることが大切ですね。

 


以上が幼児の発達障害の注意点なのですが、お分かり頂けましたでしょうか。

叱るにしても難しいとは思いますが、心を通じ合うようなコミュニケーションが
大事だと思います。

その子の人生は、まだまだ、先が長いですので根気強く育てていきましょう。


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