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学習障害と知的障害の違いについて

学習障害と知的障害の違いってご存知でしょうか?

なんとなく、どちらも同じようなイメージがありそうですが・・・。

こちらでは、その違いについて詳しく説明していますので、
参考にしてください。


学習障害と知的障害の違いは・・・

学習障害と言うのは、発達障害の中の1つの障害なのですが、
部分的な機能のみが問題とされる障害になるんですね。

学習障害と言うだけあり、学習面の障害である聞く、話す、書く、
計算する、読むなどのどれかを行うことが困難な状態になります。

聞く、話す、書く、計算する、読むの中で、限定的に出来ない部分が
ありながらも、知的発達が遅れているわけではないのが特徴なんですね。

知的障害には当てはまりませんが、特定の分野において困難を伴うのが
学習障害であるといえるでしょう。

学習面だけではなく、生活していく中で必要な運動動作や対人関係なども
上手く出来ない場合もあるようです。

そして、学習障害の原因ですが、まだ、はっきりと解明されていないのですが、
脳の中枢神経に何らかの機能障害があるのではないかと考えられています。

その一方、知的障害ですが、知能の発達が遅滞した状態で留まっている状態の
ことを指し、記憶、知覚、運動、理解、思考、判断などの認知能力が
遅滞している状態の障害になります。

もし、知的障害がある場合、日常生活での物事の判断や適切な行動を自分で
行うことが出来なくなります。

また、知能検査による知能指数が70以下の場合が知的障害と判断され、
様々な援助の対象になるようです。

知能障害は、生まれた時や乳幼児の時の脳の発達障害、脳の病気・損傷で
発達が妨げられることで起こると言われていて、ほとんどの場合では、
18歳未満で生じるようです。

その他には、虐待などで知的発達に不適切な環境におかれている場合にも、
知的障害になりやすくなると言われています。

さらに染色体異常によるダウン症も、知的障害の一種になります。

 



学習障害と知的障害の違いいかがでしたか!

学習障害、知的障害、ともに同じに考えがちですが、
その違いがお分かり頂けたかと思います。

やはり、どちらも障害があるお子さんを育てるのは、大変なことです。


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