【発達障害の症状】発達障害の子供を育てるには?TOP > 発達障害を考える > 成人発達障害では?

成人発達障害について

成人発達障害という言葉をご存知でしょうか?

あまり聞き慣れないかもしれませんが、これは文字通り成人の発達障害に
なります。

でも、成人の発達障害って?ピンときませんよね。

一般的の発達障害と何か違いがあるのでしょうか?

それでは、少し詳しく解説します。


成人発達障害では・・・

成人発達障害とは、大学生以上の方の発達障害を言います。

今までは発達障害と言うと、一般的には成人前の子供のものと認識されて
きましたが、近年では、大人の発達障害が注目されるようになりました。

例えば、幼少期、思春期には発達障害だと言うことに本人も周囲の人間も
気がつかないで、そのまま成長してしまったというケースですね。

このケースでは、社会人になり、仕事が上手く出来ない、対人関係での
トラブルが頻発するようになるなど、発達障害だと判明することがあります。

大人の発達障害ですと薬物療法などで症状が改善することも少なくないようです。

そして、本人がちゃんと発達障害を理解して、適切な対処を行うことで社会に
適応出来ることもあります。

ですが、成人になってしまっているので、自分が発達障害だと言うことを
受け入れられずに、告知した医師に多大な迷惑をかけてしまう場合も
あるでしょう。

また、親が我が子の発達障害を認めたがらないと言う場合もあるそうです。

成人ですので、当然ながら発達障害の検査を受けること自体に抵抗が
あると言う方も少なくないでしょう。

とは言っても、発達障害の症状を放置していては、本人の生きづらさは
変わりないでしょう。

中には、成人になるまで発達障害の症状を放置していたがために、
立ち直るのにかなりの時間が掛ってしまうほどのトラウマを抱えてしまう
発達障害患者も現実にはいるんですね。


先ずは、発達障害の症状をチェックしてみて、発達障害の疑いがないか
どうかを確かめてください。

成人発達障害の研究やサポート体制は、子供の発達障害に比べると
遅れているのが現状なんですね。

ですが、少しずつサポート体制も整ってきているようですので、
成人発達障害で悩んでいるなら相談してみてはいかがでしょうか。

 


成人発達障害いかがでしたでしょうか。

確かに、大人になってから発達障害と言われても本人や親は理解したくは
ありませんよね。

でも、仕事や人間関係でどうしても上手くいかないのであれば、
成人発達障害を疑ってみるべきです。

そして、ちゃんと治療を受けるようにして克服することが大切では
ないでしょうか。


高校生の不登校・ひきこもり対策!