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学習障害について

このページでは、学習障害について解説しています。

学習障害と言うと・・・

「覚えることが出来ない」
「知能が遅れている」


こんなイメージが強いですよね。

もちろん、その程度によっても異なるようなのですが、学習障害って聞くと
親はそうとうショックになるでしょう。

では、実際にはどのような状態の事を学習障害と言うのかをご説明します。


学習障害って・・・

文部科学省では学習障害を

「知的発達に遅れはないものの聞く、話す、読む、書く、計算する、
または、推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を
示す様々な状態を指すものである」


このように定義しています。

上記のように定義されていますので、知的障害には含まれておらず、
自閉症などとはまた違った障害になるんですね。

では、学習障害の特徴を挙げてみましょう。

普通は、生まれてから成長していく間に、人は物事を相手に判りやすく
話すことを習得していきますよね。

ですが、この障害は、相手に判りやすく話すことが出来ないのです。

自分のことなどを説明するのも苦手ですが、相手の話すことを
よく聞くことも出来ませんし、理解することも困難なのです。

聞きとることそのものにも困難を示すことが多いようです。

ですので、学校など集団で行動を共にするにあたり、先生の指示が
聞き取れなかったりします。

また、同時に2つの指示があった場合では、ますます混乱してしまいます。

基本的に聞くことに対して集中力が続きませんので、授業を受けても
理解出来ていません。

字を読んだり書いたりすることも、難しいと言われます。

普通に会話は出来るのに漢字を読むことが出来なかったり、
文字に誤字脱字が多かったりするようです。

学習障害には医学的な治療法がないと言われていますが、
だからと言って何もしなくていいと言うわけではありません。

学校では先生がこの障害の特徴を理解して、ノートの取り方などを
工夫していく必要があるでしょう。

普通学級に入れる程度の軽度な障害なら、遅れてでも、
ゆっくり時間をかけて学習していけばいいでしょう。

 



学習障害について、いかがでしたでしょうか。

もし、あなたの子供が学習障害なら、普通の人以上に見てあげる
必要がありますね。

時には、ストレスが溜まるかもしれません。

場合によっては、あなたが、精神的ストレス状態でうつ病になる可能性だって
あるわけです。

ですので、先ず、子供の事をよく理解してあげる心がないとけいけません。

もし、育児ストレスが溜まっているなら以下のリンクを参考にしてみてください。


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