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準ひきこもりについて!

「ひきこもり」と言うと普通は、学校にも行かず、家に引きこもっている状態の
ことをいいますが、「準ひきこもり」と言うのがあります。

この準ひきこもりと言うのはどのような状態を指すのでしょうか?

今回は、この準ひきこもりについて説明していますので、
参考にしてみてください。


準ひきこもりについて!

準ひきこもりとは、2006年に日本の心理学者でもある樋口康彦氏が、
学術雑誌「大学生における準ひきこもり行動に関する考察」の中で提唱した
概念になります。

普通の「ひきこもり」は20代までの間に問題化するのに対して、
「準ひきこもり」は大学入学以降に問題化していき、社会的に顕著に現れるのは
就職活動を始めてから、または、大学卒業後からとも言われていて、
家族以外の人間とは、ほとんど付き合いも無く、対人関係や社会経験が
不足している状態の事を指すようです。

ちなみに、ひきこもりの場合は部屋の中に閉じ篭ってしまうので、
本人も周囲の人達もその問題に気付く事が出来ます。

ところが、準ひきこもり方は、完全に部屋に閉じ篭ると言うのではなく、
多少の外出や学校への登校も出来る為に、本人も周囲の人達もその問題に
気付いていない可能性が大いにあります。

また、準ひきこもりの方は、学校へ登校はしますが周囲との接触が上手く出来ず
孤立するのが特徴のようです。

このような準ひきこもりになってしまった原因には、はやり、小学校、中学校、
高校時代を通して人付き合いが苦手であったり、不登校の経験があったりするなど
の可能性が高いと言われています。

しかし、この準ひきこもりと言う概念については、今のところ樋口氏以外に
論じている論文が無いので、肯定も否定も出来ないのが現状です。




「準ひきこもり」いかがでしたか!

準ひきこもりは普通のひきこもりとは違います。

また、その人が準ひきこもりかどうか?というのも微妙と言えるでしょう。

準ひきこもりの定義は「大学生における」とあるので、はやり、中学、高校での
習慣が大きく関係していることに間違いはないでしょう。





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